クロミッドで排卵を起こしやすくするには

クロミッドは排卵誘発剤でもっとも排卵の確率を上げて妊娠をさせるために処方されている薬です。クロミッドを服用すると排卵日が安定するようになるのです。なので、クロミッドを投与してから12〜14日くらい経ったころに排卵するのです。そして、卵が十分に成長している場合は自然排卵が難しいので、クロミッドのほかにHCGという注射をうつことによって排卵の手助けを行うことになります。ただ、クロミッドはものすごく効くかといわれれば決してそんなことはないです。クロミッド単体で14日くらいで排卵日が来るという人はなかなかいないです。たいていの人は、クロミッドに加えてHCGという注射をうつことによって排卵を成功している人が多いです。クロミッドを一日一錠しか飲んでいる程度では効果はなく、2錠3錠とクロミッドの服用を増やすことで比例して効果が上がります。しかし、クロミッドの服用をすると逆に妊娠をしにくくなるという副作用が起きてしまうんですよね。

クロミッドの副作用(経験談)

クロミッドといえば、排卵は起こりやすくなるのですが妊娠が起こる確率が減ってしまうという副作用ですね。クロミッドの副作用は低い確率で卵巣がはれてしまったて痛くなったり、子宮の内膜が薄くなってしまったり、頚管粘液が減少するなどの副作用によるものです。まあ、赤ちゃんに対してのクロミッドの副作用がないというのは救いですよね。それに、赤ちゃんを産むお母さんでもクロミッドの副作用が起こる人と起こらない人がいますし、大抵の人は副作用は起こることはないです。ただ、私はクロミッドを服用した一人なのですが、卵巣が刺激されることにより始めてクロミッドを飲んだ時は多少の痛みを感じました。一日に3錠程度飲んでいたのでそれくらいの副作用が出たのです。1日に2錠までくらいならばほとんどクロミッドの副作用を感じることはないでしょう。もしも、クロミッドによる副作用が出たと思ったら直ちに不妊治療で通っている病院に行って医師に相談しましょう。

クロミッドが処方されるまで

クロミッドは排卵誘発剤であり副作用もあるからか処方されるまでは結構長い道のりがあります。クロミッドを称される前に生理を定期的に来させるためにホルモンバランスを整える必要があります。ホルモンバランスを整えるためには、黄体ホルモンと排卵ホルモンをバランスよく分泌する必要がありますので、クロミッドを使った不妊治療ではなくて、黄体ホルモン剤と排卵ホルモン剤を使った治療から始まります。最初の三ヶ月くらいが黄体ホルモン剤などで様子を見てから、その後の三ヶ月は何も服用せずに基礎体温を測り通院することになります。そして、自分で卵胞が育っているかどうか確認することになります。そして、それでも排卵していないならば、ようやくここでクロミッドが処方されるのです。さらに、効果が現れない場合は中容量ピルとクロミッドの両方の治療になり、最終的には、クロミッドとHCGの注射による排卵誘発剤の投与まで進んでいくことになるのです。

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